メレノート

♪Pua O Ka Hēʻī[プア・オ・カ・ヘイ]

この記事は、フラソングのハワイ語詞を自分で理解したい方向けです。解読のためのヒントが得られます。

1.ひとこと解説

♪アロ〜ハ〜・ノ〜・パハ・オ〜エ♪
という歌い出しで、雨に濡れる山やそこに吹く風、香りのする山にかかる虹などが綴られつつ、解読難易度高いラブソング。

だいすけ

メレの基本情報を確認していきましょう。

2.アーティストは?

レコーディングしているのは、ケアウホウ。
ケアリイ・レイシェルがゲストで参加しています。

Keauhou
ケアウホウ

ケアウホウのアルバム『I Ke Kō A Ke Au』(2017) に収録。

3.歌詞

Pua O Ka Hēʻī
 (作者:Eliza Holt)

Aloha nō paha ʻoe e ka pua o ka hēʻī
Ke ʻī aʻe nei nō wau ʻo ka ʻoi o Kapālama
Mālama ʻia kō kino o lilo mai ia nei
I ʻaneʻi nō māua i ka malu o ke kukui

Hui:
Sweet rosebud o ka uka onaona
Pulupē i ka hunahuna wai
I noho a kamaʻāina
Ka makani ʻŌlauniu

Aloha nō paha ʻoe e ke anu aʻo Waimea
E ka ua Kīpuʻupuʻu iei koko ʻula i ke pili
Hāliʻi maila i luna i ka welelau o ke kuahiwi
Kuahiwi kū kilakila māpu ke ʻala me ke onaona

Keauhou のアルバム『I Ke Kō A Ke Au』より

2小節区切りで表示した場合の歌詞はこちら

Aloha nō paha ʻoe
E ka pua o ka hēʻī
Ke ʻī aʻe nei nō wau
ʻO ka ʻoi o Kapālama
Mālama ʻia kō kino
O lilo mai ia nei
I ʻaneʻi nō māua
I ka malu o ke kukui

Hui:
Sweet rosebud o ka uka onaona
Pulupē i ka hunahuna wai
I noho a kamaʻāina
Ka makani ʻŌlauniu

Aloha nō paha ʻoe
E ke anu aʻo Waimea
E ka ua Kīpuʻupuʻu
Lei koko ʻula i ke pili
Hāliʻi maila i luna
I ka welelau o ke kuahiwi
Kuahiwi kū kilakila
Māpu ke ʻala me ke onaona

4.作者は?

Eliza Holt

5.解読のポイントは?

解読の難易度

「パパイヤの花」にたとえられた人と「ワイメアの冷気」にたとえられた人、二人の間で交わされるメッセージのような形態をとるメレ。

綴られる言葉と情景はなんとも美しいけれど、そこにあるのがどんな二人のどんな想いなのかは謎のまま、という不思議さが「古いメレあるある」ですね。

言葉数:ボキャブラリーは44語とやや多めなので+0.5

言葉の難しさ:ハワイ語初級者には辞書が必要な、メレ頻出度が低めの言葉が少しあるので+0.5

補足情報:行間に込められている感情を読み取ること、歌われているハワイの景色やキーワードの背景を知ることで理解が深まるタイプのメレなので+1。

その他:詩的表現の真意は時間の流れの中に埋もれてしまった「古いメレあるある」正解がない系なので、さらに+1

ということで解読の難易度は4

まずは基本文法知識を身につけて、解読に挑戦してみましょう。

このメレの歌詞をしっかり理解したいあなたは、会員限定のポッドキャストと単語リストでより深く学んでくださいね。

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6.キーワードをチェックしよう

だいすけ

ではこのメレのキーワード(特定の名前)をチェックしましょう。

地名

このメレには地名が二つ出てきます。

Kapālama
カパラマ

オアフ島ホノルルのカリヒカリヒの山側の地区。カメハメハ・スクール・カパラマ・キャンパスがある。

Waimea
ワイメア

ハワイ島北部の地域、町の名前

固有名詞・人名

このメレには固有名詞が二つ出てきます。

ʻŌlauniu
オラウニウ

【固有名詞】オアフ島ホノルル、カパラマに吹く風の名前

Kīpuʻupuʻu
キプウプウ

【固有名詞】ハワイ島ワイメアに吹く冷たい雨と風の名前

動植物

このメレには植物が四つ出てきます。

hēʻī
ヘイ

【植物】パパイア

kukui
ククイ

【植物】通称キャンドルナッツ・ツリー

rosebud(英語)
ローズバッド

【植物】バラのつぼみ

pili
ピリ

【植物】イネ科の多年草で和名はアカヒゲガヤ

だいすけ

このメレに紡がれているのは
「花の言葉」44語
「糸の言葉」15語

※英語の言葉を除く

「花の言葉」と「糸の言葉」ってなに?
…と思った方は次の項目へ。

7.花の言葉と糸の言葉とは?

「ハワイの歌は言葉を紡いだレイ」だとハワイの人は言います。
メレの中には大きく分けて2種類の言葉があります。レイにたとえるなら、「花の言葉」と「糸の言葉」です。

「花の言葉」は、単体で意味を持って存在できる語。品詞でいうなら名詞、動詞、形容詞、副詞です。

「糸の言葉」は、歌詞を構成する文や句を作るために「花の言葉」をつなげる役割をする語です。品詞でいうなら前置詞、接続詞、冠詞などです。歌詞の構成要素としてあらゆる歌に繰り返し現れますが、その役割を知ってしまえばいちいち調べる必要はない言葉たちです。

フラソングのハワイ語は、言葉の種類を見分けることができると解読が簡単になります。
YouTubeでも語っていますので、ぜひ観てね。

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