この記事は、フラソングのハワイ語詞を自分で理解したい方向けです。解読のためのヒントが得られます。
１．ひとこと解説
♪ハノ〜ハノ〜・イ・カ・マカ〜・ケ・イケ・アク〜♪
という歌い出しで、マウイ島第２の山とその麓の地をたたえるメレ。
メレの基本情報を確認していきましょう。
２．アーティストは？
ジョシュ・タトフィ、イカイカ・ブラックバーンがレコーディングしています。
Josh Tatofi
ジョシュ・タトフィ
コンピレーションアルバム『Lei Nāhonoapiʻilani: Songs of West Maui』(2019) に収録されています。
Ikaika Blackburn
イカイカ・ブラックバーン
イカイカ・ブラックバーンのアルバム『Maliu』(2013) に収録されています。
３．歌詞
Mauna Kahālāwai
（作者：Victor Kala）Hanohano i ka maka ke ʻike aku
Mauna Kahālāwai o Maui
E noho mai a i luna’
I luna ma nā wahi kiʻekiʻeI noho i lalo Kahakuloa
Waiehu, Paukūkalo a me Wailuku
Waikapū, ʻaʻole poina Māʻalaea
Aloha i ka poʻe o ka ʻāinaHaʻina ʻia mai ka puana
コンピレーションアルバム『Lei Nāhonoapiʻilani: Songs of West Maui』より
Mauna Kahālāwai nou kēia mele
He inoa mai kahiko mai
Mauna Kahālāwai o Maui
４．作者は？
Victor Kala
ヴィクター・カラ
５．解読のポイントは？
地名がたくさん出てくるメレを踊るむずかしさってありますよね。これ、そういうメレの典型です。
克服するためにどうするかはメレ解読講座で語りました。
言葉数：ボキャブラリー数は29語と普通なので+0
言葉の難しさ：地名を除けば、ハワイ語初級でも親しみのあるメレ頻出度が高めの言葉が多いので+0
補足情報：歌われている地名の場所はどこか、実際の景色はどんなか、メレの舞台の地理・歴史・文化的知識を持つことで理解が深まるメレなので+1
ということで解読の難易度は2
ぜひ自分で解読に挑戦してみましょう。
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６．キーワードをチェックしよう
ではこのメレのキーワード（特定の名前）をチェックしましょう。
地名
このメレには地名が８個出てきます。
Kahālāwai
カハラワイ
マウイ島西部の山脈
Maui
マウイ
マウイ島
Kahakuloa
カハクロア
西マウイの北岸にある海辺の村と海岸の名前
Waiehu
ワイエフ
西マウイ島の地域、水流の名前
Paukūkalo
パウクカロ
マウイ島カフルイの海岸線にある特別居住区とサーフィン・スポットの名前
Wailuku
ワイルク
西マウイの市、水流と谷の名前
Waikapū
ワイカプ
西マウイの水流と谷の名前
Māʻalaea
マアラエア
西マウイ南岸の湾の名前
固有名詞・人名
このメレに固有名詞・人名は登場しません。
動植物
このメレに動植物は登場しません。
このメレに紡がれているのは
「花の言葉」29語
「糸の言葉」13語
「花の言葉」と「糸の言葉」ってなに？
…と思った方はこのインスタ投稿を見てね。
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フラソングのハワイ語は、言葉の種類を見分けることができると解読が簡単になります。
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