メレノート

♪Lahainaluna[ラハイナルナ]

この記事は、フラソングのハワイ語詞を自分で理解したい方向けです。解読のためのヒントが得られます。

1.ひとこと解説

♪オ〜・カ・マル・ウル・オ・レレ〜♪
という歌い出しで、マウイ島ラハイナの情景を伝える19世紀終わりに書かれたメレ。

だいすけ

メレの基本情報を確認していきましょう。

2.アーティストは?

ケアリイ・レイシェルがレコーディングしています。

Kealiʻi Reichel
ケアリイ・レイシェル

ケアリイ・レイシェルのアルバム『Keʻalaokamaile』(2004) に収録されています。

3.歌詞

Lahainaluna
(作者:Albert Kaleikini)

ʻO ka malu ʻulu o Lele (nō e ka ʻoi)
Nā kualono nani ē (kū kilakila)
Me ka ua kilikilihune (aʻo Hālona)
Hoʻopulu i ke oho o ka palai

ʻO Lahaina, Lahainaluna
Nani ka hōkū hele hoʻi o ka Pākīpika
Ipu kukui ʻaʻā mau
Pio ʻole i ka makani Kauaʻula

Huʻi anu ka wai ma uka (wai piula)
Ka ʻoē nenehe i ke aumoe (ʻolu ē)
ʻAuʻau nā manu o ka uka (o ka uka weli)
Hoʻolono i ka leo pele kani

Kealiʻi Reichelのアルバム『Keʻalaokamaile』より

4.作者は?

Albert Kaleikini
アルバート・カレイキニ

5.解読のポイントは?

ラハイナという場所の歴史的背景や、主題であるラハイナルナ高校についての予備知識を知ると理解が深まります。メレ解読講座では、レコーディングしたケアリイとの興味深い関連についても合わせて語っています。

言葉数:ボキャブラリー数は40語と多めなので+0.5

言葉の難しさ:ハワイ語初級者には辞書が必要な、メレ頻出度が低めの言葉が少しあるので+0.5

補足情報:歌われている地名の場所はどこか、実際の景色はどんなか、メレの舞台の地理・歴史・文化的知識を持つことで理解が深まるメレなので+1

ということで解読の難易度は3

ぜひ自分で解読に挑戦してみましょう。

このメレの歌詞をしっかり理解したいあなたは、会員限定のオンデマンド講座でまずは基本文法の知識を身につけて、さらにメレ解読講座でより深く学んでくださいね。

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6.キーワードをチェックしよう

だいすけ

ではこのメレのキーワード(特定の名前)をチェックしましょう。

地名

このメレには地名が四つ出てきます。

Lele
レレ

マウイ島ラハイナの旧名

Lahaina
ラハイナ

マウイ島西部の地域の名前。
ホノルルに遷都するまでハワイ王国の首都だった場所。

Hālona
ハロナ

マウイ島ラハイナの川、地域の名前

Pākīpika
パキピカ

太平洋

固有名詞・人名

このメレには固有名詞が二つ出てきます。

Lahainaluna
ラハイナルナ

【固有名詞】ラハイナルナ高校

Kauaʻula
カウアウラ

【固有名詞】マウイ島ラハイナの強い山風の名前

動植物

このメレには動植物が三つ出てきます。

ʻulu
ウル

【植物】パンノキ

palai
パライ

【植物】シダの名前。パラパライともいう。

manu
マヌ

【動物】鳥

だいすけ

このメレに紡がれているのは
「花の言葉」40語
「糸の言葉」12語

「花の言葉」と「糸の言葉」ってなに?
…と思った方はこのインスタ投稿を見てね。

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フラソングのハワイ語は、言葉の種類を見分けることができると解読が簡単になります。

「独学ではむずかしい!」という方は、オンデマンド講座で学べます。