この記事は、フラソングのハワイ語詞を自分で理解したい方向けです。解読のためのヒントが得られます。
1.ひとこと解説
♪マ・クウ・ポリ・マイ・オ〜エ〜♪
という歌い出しで、恋人との夜の時間の幸せを歌うメレ。
メレの基本情報を確認していきましょう。
2.アーティストは?
ケアリイ・レイシェルなど、たくさんのアーティストがレコーディングしています。
Kealiʻi Reichel
ケアリイ・レイシェル
ケアリイ・レイシェルのアルバム『Kawaiokalena』(2014) に収録。
その他のアーティスト
- Natalie Ai Kamauu
ナタリー・アイ・カマウウ - Maunalua
マウナルア - Nā Palapalai
ナ・パラパライ - Uluwehi Guerrero
ウルヴェヒ・ゲレロ
など
3.歌詞
Ke Aloha
(作詞:Lei Collins)Ma kuʻu poli mai ʻoe
E kuʻu ipo aloha
He ʻala onaona kou
No ke ano ahiahiMa muli aʻo kou leo
Ua malu nēia kino
He kino palupalu kou
I ka hana a ke alohaUa laʻi nō hoʻi au
I ka hanu a ka ipo
E hoʻoipoipo nei
Nanea pū kāuaHaʻina mai ka puana
Kealiʻi Reichelのアルバム『Kawaiokalena』より
E kuʻu ipo aloha
He ʻala onaona kou
No ke ano ahiahi
4.作者は?
作詞
Lei Collins
レイ・コリンズ
作曲
Maddy Lam
マディ・ラム
5.解読のポイントは?
解読の難易度
フラダンサーの定番曲だけど、あなたは一語一句言葉を理解しているでしょうか? 言葉のところどころに見える艶っぽさは一筋縄ではいきません。歌の艶っぽさと同じレベルで表現するのは簡単ではありませんね。サラッと踊り過ごさないでほしいメレです。
言葉数:ボキャブラリーは27語と普通なので+0
言葉の難しさ:ハワイ語初級でも親しみのある、メレ頻出度が高めの言葉が多いので+0
補足情報:辞書をひいて語意を調べればメレを理解できる直感的な内容なので+0
ということで解読の難易度は1
ぜひ自分で解読に挑戦してみましょう。
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6.キーワードをチェックしよう
ではこのメレのキーワード(特定の名前)をチェックしましょう。
地名
このメレに地名は登場しません。
固有名詞・人名
このメレに固有名詞・人名は登場しません。
動植物
このメレに動植物は登場しません。
このメレに紡がれているのは
「花の言葉」27語
「糸の言葉」14語
「花の言葉」と「糸の言葉」ってなに?
…と思った方は次の項目へ。
7.花の言葉と糸の言葉とは?
「ハワイの歌は言葉を紡いだレイ」だとハワイの人は言います。
メレの中には大きく分けて2種類の言葉があります。レイにたとえるなら、「花の言葉」と「糸の言葉」です。
「花の言葉」は、単体で意味を持って存在できる語。品詞でいうなら名詞、動詞、形容詞、副詞です。
「糸の言葉」は、歌詞を構成する文や句を作るために「花の言葉」をつなげる役割をする語です。品詞でいうなら前置詞、接続詞、冠詞などです。歌詞の構成要素としてあらゆる歌に繰り返し現れますが、その役割を知ってしまえばいちいち調べる必要はない言葉たちです。
フラソングのハワイ語は、言葉の種類を見分けることができると解読が簡単になります。
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