メレノート

♪Green Rose Hula│言葉にマナを乗せて踊るためのフラソング歌詞・解説[グリーン・ローズ・フラ]

Green Rose Hula
(作詞:John K. Almeida)

No ka pua loke lau ke aloha
No ka uʻi kau i ka wēkiu

Kō ʻala onaona i ʻaneʻi
Hoʻolale mai ana e walea

E walea pū aku me ʻoe
I ka hana noʻeau hoʻoipo

A he ipo ʻoe naʻu i aloha
Ka ʻanoʻi a kuʻu puʻuwai

Ka hāʻupu, ka haliʻa, ka ʻiʻini
Me ʻoe mau aku nō ia

Hoʻi mai kāua lā e pili
ʻOiai ka manawa kūpono

Haʻina ʻia mai ka puana
Nou nō green rose ke aloha

歌詞のハワイ語表記について
当ブログ内のハワイ語は、基本的に『Hawaiian Dictionary(Mary Kawena Pukui & Samuel H. Elbert 著)』の表記に準じて記載しているため、CDの歌詞カードとは異なる表記になっていることがあります。

1.曲名

Green Rose Hula
グリーン・ローズ・フラ

だいすけ

メレの基本情報を確認していきましょう。

2.アーティスト

  • Mailani マイラニ
  • Hālau Hula Olana ハラウ・フラ・オハナ
  • Kuʻuipo Kumukahi クウイポ・クムカヒ
  • Genoa Keawe ジェノア・ケアヴェ

など、たくさんのアーティストがレコーディングしています。

3.作者

John K. Almeida ジョン・K・アルメイダ

だいすけ

ではこのメレのキーワード(特定の名前)をチェックしましょう。

4.地名

このメレに地名は登場しません。

5.固有名詞・人名

このメレに固有名詞・人名は登場しません。

6.動植物

このメレには植物の名前はひとつ出てきます。

  • loke lau ロケ・ラウ

    グリーン・ローズのハワイ語

7.一言解説

♪ノ・カ・プア・ロケ・ラウ・ケ・アロ〜ハ♪
という歌い出しで、グリーン・ローズにたとえた女性との親密な時間を恋しがるメレ。
ジョン・K・アルメイダの代表作のひとつで1930年代の作品。

だいすけ

このメレに紡がれているのは
「花の言葉」37語
「糸の言葉」14語

花/糸の言葉の
コンセプト
については

花の言葉と糸の言葉


「ハワイの歌は言葉を紡いだレイ」だとハワイの人は言います。
メレの中には大きく分けて2種類の言葉があります。レイにたとえるなら、「花の言葉」と「糸の言葉」です。

「花の言葉」は、単体で意味を持って存在できる語。品詞でいうなら名詞、動詞、形容詞、副詞です。

「糸の言葉」は、歌詞を構成する文や句を作るために「花の言葉」をつなげる役割をする語です。品詞でいうなら前置詞、接続詞、冠詞などです。歌詞の構成要素としてあらゆる歌に繰り返し現れますが、その役割を知ってしまえばいちいち調べる必要はない言葉たちです。

「花の言葉」と「糸の言葉」のしくみを学ぼう!
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