この記事は、フラソングのハワイ語詞を自分で理解したい方向けです。解読のためのヒントが得られます。
1.ひとこと解説
♪アロハ〜・クウ・ホメ〜・アイ・カネオ〜ヘ♪
という歌いだしで、コオラウ山脈の景観を愛しみ暮らすカネオヘの家が歌われるメレ。
メレの基本情報を確認していきましょう。
2.アーティストは?
現在ストリーミングサービスなどで聴ける音源は、近年レコーディングされたフエヴァのレコーディング、そのほかフローラ・ワピアのレトロなレコーディングがあります。
Hūʻewa
フエヴァ
フエヴァのアルバム『Hūʻewa』(2014) に収録。
Flora Wapia
フローラ・ワピア
3.歌詞
このメレのタイトル表記はレコーディングによって種々あります。
- Kuʻu Home Ai Kāneʻohe
- Aloha Kuʻu Home A I Kāneʻohe
- Aloha Kuʻu Home Kāneʻohe
など
Aloha Kuʻu Home A I Kāneʻohe
(作者:Louise Hart Hopkins)Aloha kuʻu home a i Kāneʻohe
A me nā pali hāuliuli o nā KoʻolauNoho aku i ka laʻi aʻo kuʻu home
ʻUpu aʻe ka manaʻo no nā hoalohaI laila mākou uilani※ ai
A me ka wai noenoe e pipiʻi anaHoʻokahi ka manaʻo i kualono
A me ka leo aloha e hoʻokipa maiHaʻina ʻia mai ana ka puana
Hūʻewaのアルバム『Hūʻewa』より聴き取り
A me nā pali hāuliuli o nā Koʻolau
※「uilani」の部分は「i o lani」と歌う人もいます。
4.作者は?
Louise Hart Hopkins
ルイーズ・ハート・ホプキンス
5.解読のポイントは?
解読の難易度
メリーモナーク2023でミスアロハフラに輝いたアグネスさんがアウアナで踊った、彼女自身のホームタウンでもあるカネオヘをたたえるレトロなフラソング。コオラウ山脈のそびえる姿が目に浮かぶドレスと踊りでした。解読講座では、3番のちょっと謎な部分も含めて語りました。
ミスアロハフラ2023
言葉数:ボキャブラリー数は24語と普通なので+0
言葉の難しさ:ハワイ語初級者には辞書が必要な、メレ頻出度が低めの言葉が少しあるので+0.5
補足情報:歌われている地名の場所はどこか、実際の景色はどんなか、メレの舞台の地理・歴史・文化的知識を持つことで理解が深まるメレなので+1
ということで解読の難易度は2.5
さっそく解読に挑戦してみましょう。
まずはキーワードをチェック!
6.キーワードをチェックしよう
ではこのメレのキーワード(特定の名前)をチェックしましょう。
地名
このメレにはオアフ島の地名が二つ出てきます。
Kāneʻohe
カネオヘ
オアフ島ウィンドワードの町、地区、湾の名前
Koʻolau
コオラウ
オアフ島ウィンドワードの山脈の名前
固有名詞・人名
このメレに固有名詞・人名は登場しません。
動植物
このメレに動植物は登場しません。
このメレに紡がれているのは
「花の言葉」24語
「糸の言葉」15語
「花の言葉」と「糸の言葉」ってなに?
…と思った方は このインスタ投稿を見てね。
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